建築家を目指す学生さんへ 1

2020年ベトナムで建築家として独立して、
年収1千万円をめざすべとすけです。

初回のブログに書きましたが、
大学生の頃想像した35歳の自分というのは、
すでに若手建築家として活躍している姿でした。
しかし、いまだベトナムの片隅で家具を作りながら、
くすぶっているのが現実の姿です。
今年になり新規一転、再度本気で建築家を目指すための勉強をはじめました。
それに伴い、今まで過去に起きた自分の失敗をいろいろと思い起こしました。

これから、本気で建築家を目指す学生さんへ、
失敗者がかたる建築家になるため道へのアドバイスを、
書かせていただこうと思います。
失敗したからわかる多くの学生がとらわれがちなポイントをしぼりました。

1)バイトはするな
2)授業は休むな
3)長期休暇は有効に使え
4)ゼミ選びは慎重に
5)就職活動も慎重に


1)バイトはするな
 学生時代は、唯一自由に勉強をすることが許される時期です。
 多くの学生がハマりやすいのは、この時期にアルバイトに精をだして、
 お金を稼ぐことを覚えてしまうことです。
 しかも、この時稼いだお金なんて、服を買ったり、飲みにいったりして、
 大して身につかないものに浪費してしまいます。
 その浪費欲を満たすために、さらにバイトに精をだしてお金を稼ぎます。
 せっかく勉強できる時間があるのに、バイトなんかに時間をつかってしまうのは、
 非常にもったいないことです。
 社会人になって勉強の大切さに気づくのですが、
 その頃には自分の時間がほとんどなくなり、勉強をする時間を作るのに四苦八苦します。
 
 もちろん、建築学生は模型代やらなんやら多少お金がかかりますが、
 なるべく親に頼んでお金を融通してもらったほうがいいです。
 しかし、自分みたいに片親のためお金がない家庭の場合は、
 バイトをするのは多少はしょうがないですが、程々にしましょう。
 もし、バイトをしなければならない場合は、
 体力を使う仕事ではなく、知力を使う仕事を選びましょう。
 たとえば、塾講師です。自分は大学1年のときに塾講師をしていました。
 その後、エ◯ビデオ屋の店員、コンビニの店員、掃除屋の作業員、居酒屋の店員を経験しました。
 一番稼ぐことができたのは、エ◯ビデオ屋の店員でした。
 ここで大事なのは、バイト先によって出会う人のレベルが違うことです。
 体力系の仕事をする人は、高卒やフリーターが多いです。
 この人達と交わってしまうと、せっかく大学入ったのに、
 考え方がそのレベルに下がってしまいます。
 塾講師は最低大学生以上なので、それなりの人材がいます。
 特に、塾の経営者や教室長などからは学ぶことが多いと思います。
 ですが、当時の自分はお金に目がくらみ、塾講師からエ◯ビデオ屋の店員に成り下がりました。
 しかし、身入りは本当に良かったです。
すいません。語弊があると思いますが、高卒やフリーターでも立派な方はたくさんいらっしゃいます。しかし、クスリをやっていたり、非合法なことをする方も中にはいます。エ◯ビデオ屋のときは、仕事中にガンジャを吸ってるひとがいました。その人は最終的に店の売り上げに手をつけて逃げました。学生時代はいろんなことに興味を持ちますが、道を踏みはずしている人となるべく交わらないほうが、悪影響をうけずにすみます。
いろんなことを経験するのは大事ですが、建築家というまっとうな仕事を目指すのであれば、まっとうな友人関係を築くのはもっと大事です。
 建築学生ですから、先輩の紹介など設計事務所のバイトの話があれば、
 それはぜひ受けたほうがいいです。
 タダ働きの場合は、相手を選んで話を受けましょう。
 将来のチャンスに繋がる場合もあります。
 しかし、学生の本分は勉強ですから、
 勉強をおろそかにするほどバイトにはまるのはお勧めしません。
 

次回に続く

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