建築家を目指す学生さんへ 3

2020年ベトナムで建築家として独立して、
年収1千万円をめざすべとすけです。

建築家を目指す学生さんへ 3

今回は「長期休暇は有効に使え」


大学生は休みが長いです。
1年のうちに4~5ヶ月が休暇です。
この休暇期間の過ごし方で人生変わってきます。
多くの学生がはまるパターンは、1)で書いたバイトに精をだす。
そして、大して身にならないものに無駄遣いする。

でも、このパターンは平凡な社会人として生きる道です。
自分は完全にこのパターンでした。
長期休暇のあいだ全く勉強しないので、
期末に勉強した内容もすっからかんに忘れてしまいます。

しかし、建築家を目指すのであれば、これではいけません。
せっかくの長期休暇です。有効に使いましょう。
親がお金を都合してくれるなら、なるべくバイトはしないほうがいいです。
バイトをしなければ、やることがないよ-、
と思うかもしれません。
実は、大好きな設計製図の勉強をしながら、お金を稼げる可能性があります。
ただし、お金が稼げるかどうかは本人次第ですが、
それを行うことは自分のためになります。
そして、何度も繰り返せば、建築家への道が自然とついていきます。
もうおわかりかとおもいますが、コンペに応募することです。

下記のサイトで調べるとほぼ毎月コンペがあります。

登竜門

長期休暇は、是非コンペに応募してください。
分野は建築に限らず、家具やデザイン、フォトコンテストなんでもいいです。
「とにかくやってみて応募する」
これを毎週繰り返していると、コンペのコツがわかって何かしら入賞します。
入賞すると自信になり、やる気がでてきます。
これをひたすら繰り返していると、賞が増えてゼミ選びや就職活動の助けになります。

そして、設計製図の授業の勉強にもなりまし、
入賞したら、賞金ももらえます。
ヘタなバイトするよりよっぽど魅力的な金額のコンペもあります。

こんないいことずくめのコンペ意外と応募者が少ないです。
それは、最初から賞を取ろうとして考えるからです。
考えても完璧なものができず、これじゃダメだからやめよう、って簡単に諦めてしまいます。
しかし自分がダメと思っても、他人は評価してくれるかもしれません。
時間をかけてやったことが、入賞せずに無駄になってしまうことが、傷つくことが怖いんです。
たとえそのとき入賞しなくても、その経験が次に繋がるはずです。
入賞しないからといって、傷つく必要はありません。
なにかしらスケッチでもなんでも描いて期限までに送ることを繰り返すべきです。
とにかく続けているとコツがわかってきて、入賞するようになります。
あきらめないで続けてください。


コンペだけやってても暇だよー、
という方には資格試験取得の勉強をお勧めします。
以下の資格試験は学生でも取得可能です。


建築関係であれば、

カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーター  → 東京商工会議所

インテリアコーディネーター、キッチンスペシャリスト   → インテリア産業協会

宅建   →  不動産適正取引推進機構


ここらへんの試験は、大学の勉強に比べると簡単と感じるかもしれませんが、
建築士取得に向けて基礎的な範囲になりますので、暇つぶしに勉強するにはいいと思います。
また、宅建は持っていると、何かと役に立つようです。

TOFLもしくはTOEICや英検の勉強もお勧めします。
今後、建築家の仕事はさらにグローバル化が加速するでしょうから、
是非英語に対する壁をとりはらう努力をしてください。
お金があれば、1ヶ月くらい海外へ語学留学するのもいいかもしれません。
学生のうちにいろんな国に行って、いろんな国の人と出会うべきです。
今の時代は、フェイスブックで簡単に世界中のひとと繋がります。

長期休暇はバイトなんかしている場合ではないわけです。


次回へと続く



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